カラーウレタン塗膜防水材『フローン#12』『フローン#12立上がり用』
※1 JASS 8(日本建築学会建築工事標準仕様書・防水工事) ※フローン#12クールホワイト角缶は受注生産となります。納期等はお問い合わせ下さい。なお、25セット以上の対応となります。
下地亀裂に対する追従性に優れ、弾性のある強靱な塗膜を形成し、水をシャットアウトします。
また、ウレタン塗膜防水材の優れた特性を生かすJASS 8※1、国土交通省共仕適合※2の工法等、用途に適した仕様が可能です。屋上、ベランダ等の防水材として、耐候性に優れ、数多くの施工実績を持つ信頼性の高い塗材です。
※2 国土交通省共仕(国土交通大臣官房 官庁営繕部監修・建築工事共通仕様書)
JIS A 6021
日塗検
JP0306002
建築用塗膜防水材
屋根用ウレタンゴム系高伸長形(旧1類)容量・配合比
品名
容量
配合比
A液
B液
セット
A液
B液
フローン#12
6kg
12kg
18kg
1
1
フローン#12
立上がり用6kg
12kg
18kg
ポリペール
缶セット1
1
工法別1セットあたりの塗装面積
工法名
塗装面積
1
LW-4.4XHZ-J工法
約4.6㎡
2
LW-3.0CHZ-J工法
約4.6㎡
3
LW-2.0CHZ-J工法
約6.9㎡
4
LW-2.0HZ工法
約6.9㎡
5
LW-1.5HZ工法
約9㎡
常備色
フローン#12
A-2/エメラルドグリーン
A-4/フォックスグレー
クールホワイト
フローン#12立上がり用
グリーン グレー クールホワイト
※フローン#12とフローン#12立上がり用では多少色が異なります。
用途
①屋上
②庇
③ベランダ
フローン#12標準工法
※プライマーは、フローンプライマーHにかえてフローンプライマーU2でも使用可能です。
※トップコートは、スーパートップ遮熱にかえて、弾性トップ14でも使用可能です。
国土交通省 X-1適合 JASS 8 L-US適合 脱気工法
LW-4.4XHZ-J工法
軽歩行用
工程 | 材料名 | 使用量 (kg/㎡) |
上塗可能時間 (23℃) |
備考 |
---|---|---|---|---|
1 | フローンエクストラボンドS | 0.3~0.5 | 30~60分 | トップ14シンナーにて10~20%希釈後、 中毛ローラーにて塗布、30分程度乾燥後、次工程へ。 |
2 | フローンエクストラシートS | – | – | 下地に接着後、充分に転圧する。 |
3 | ジョイントテープ | – | – | ジョイント部はジョイントテープにて処理、 端末部はガラスクロスで補強する。 |
4 | 脱気筒ステンレス | ‐ | – | 25~50㎡に1ヶの割合で取付け、取合い部は フローンシーリングにて補強クロスを貼り付ける。 |
5 | フローン#12 | 1.9 | 24~48時間 | A液:B液=1:2(重量比)の割合で計量、混合し、 電動撹拌機で充分に撹拌後、コテにて塗布する。 |
6 | フローン#12 | 2.0 | 24~48時間 | |
7 | スーパートップ遮熱 トップ14シンナー |
0.2 0.02~0.04 |
– | A液:B液=1:2(重量比)の割合で計量、 トップ14シンナーにて10~20%希釈、混合、 撹拌後、中毛ローラー、ハケにて塗布する。 |
国土交通省 X-2適合 JASS 8 L-UF適合
LW-3.0CHZ-J工法
軽歩行用
工程 | 材料名 | 使用量 (kg/㎡) |
上塗可能時間 (23℃) |
備考 |
---|---|---|---|---|
1 | フローンプライマーH | 0.15 | 2~24時間 | A液:B液=1:1(重量比)の割合で計量、混合し、 電動撹拌機で充分に撹拌後、中毛ローラー、 ハケにて塗布する。 |
2 | フローンプライマーH | 0.15 | 2~24時間 | |
3 | フローン#12 | 0.3 | 直後 | A液:B液=1:2(重量比)の割合で計量、混合し、 電動撹拌機で充分に撹拌後、コテにて塗布する。 |
4 | ガラスクロス | ‐ | 24~48時間 | 前工程の直後に、浮き、シワが発生しないよう 均一に貼り付ける。 |
5 | フローン#12 | 2.0 | 24~48時間 | A液:B液=1:2(重量比)の割合で計量、混合し、 電動撹拌機で充分に撹拌後、コテにて塗布する。 |
6 | フローン#12 | 1.6 | 24~48時間 | |
7 | スーパートップ遮熱 トップ14シンナー |
0.2 0.02~0.04 |
– | A液:B液=1:2(重量比)の割合で計量、 トップ14シンナーにて10~20%希釈、混合、 撹拌後、中毛ローラー、ハケにて塗布する。 |
国土交通省 X-2適合 立上り仕様・JASS 8立上り仕様 適合
LW-2.0CHZ-J工法
工程 | 材料名 | 使用量 (kg/㎡) |
上塗可能時間 (23℃) |
備考 |
---|---|---|---|---|
1 | フローンプライマーH | 0.15 | 2~24時間 | A液:B液=1:1(重量比)の割合で計量、混合し、 電動撹拌機で充分に撹拌後、中毛ローラー、 ハケにて塗布する。 |
2 | フローンプライマーH | 0.15 | 2~24時間 | |
3 | フローン#12立上がり用 | 0.3 | 直後 | A液:B液=1:2(重量比)の割合で計量、混合し、 電動撹拌機で充分に撹拌後、ゴムベラ、 砂骨材ローラー、コテにて塗布する。 |
4 | ガラスクロス | ‐ | 24~48時間 | 前工程の直後に、浮き、シワが発生しないよう 均一に貼り付ける。 |
5 | フローン#12立上がり用 | 1.3 | 24~48時間 | A液:B液=1:2(重量比)の割合で計量、混合し、 電動撹拌機で充分に撹拌後、ゴムベラ、 砂骨材ローラー、コテにて塗布する。 |
6 | フローン#12立上がり用 | 1.0 | 24~48時間 | |
7 | スーパートップ遮熱 トップ14シンナー |
0.2 0.02~0.04 |
– | A液:B液=1:2(重量比)の割合で計量、 トップ14シンナーにて10~20%希釈、混合、 撹拌後、中毛ローラー、ハケにて塗布する。 |
LW-2.0工法
ベランダ・バルコニー・庇
工程 | 材料名 | 使用量 (kg/㎡) |
上塗可能時間 (23℃) |
備考 |
---|---|---|---|---|
1 | フローンプライマーH | 0.15 | 2~24時間 | A液:B液=1:1(重量比)の割合で計量、混合し、 電動撹拌機で充分に撹拌後、中毛ローラー、 ハケにて塗布する。 |
2 | フローンプライマーH | 0.15 | 2~24時間 | |
3 | フローン#12 | 1.0 | 24~48時間 | A液:B液=1:2(重量比)の割合で計量、混合し、 電動撹拌機で充分に撹拌後、コテにて塗布する。 |
4 | フローン#12 | 1.6 | 24~48時間 | |
5 | スーパートップ遮熱 トップ14シンナー |
0.2 0.02~0.04 |
– | A液:B液=1:2(重量比)の割合で計量、 トップ14シンナーにて10~20%希釈、混合、 撹拌後、中毛ローラー、ハケにて塗布する。 |
LW-1.5HZ工法
ベランダ・バルコニー・庇
工程 | 材料名 | 使用量 (kg/㎡) |
上塗可能時間 (23℃) |
備考 |
---|---|---|---|---|
1 | フローンプライマーH | 0.15 | 2~24時間 | A液:B液=1:1(重量比)の割合で計量、混合し、 電動撹拌機で充分に撹拌後、中毛ローラー、 ハケにて塗布する。 |
2 | フローンプライマーH | 0.15 | 2~24時間 | |
3 | フローン#12 | 2.0 | 24~48時間 | A液:B液=1:2(重量比)の割合で計量、混合し、 電動撹拌機で充分に撹拌後、コテにて塗布する。 |
4 | スーパートップ遮熱 トップ14シンナー |
0.2 0.02~0.04 |
– | A液:B液=1:2(重量比)の割合で計量、 トップ14シンナーにて10~20%希釈、混合、 撹拌後、中毛ローラー、ハケにて塗布する。 |
※事前に下地調査を必ず行って下さい。コンクリート・モルタルのエフロレッセンス(白華)、レイタンス、砂、ゴミ、ホコリは、完全に除去して下さい。旧塗膜がある場合は、ご相談下さい。
※吸い込みの激しい下地の場合、フローンプライマーHを3回以上塗布して下さい。
フローン遮熱防水システム『フローン#12クールホワイト』
【遮熱性能確認試験】
1⃣試験板 | 直径300mmの円盤型鋼板 |
2⃣塗装 | 1. フローン#12(フォックスグレー)+弾性トップ14(フォックスグレー) 2. フローン#12(フォックスグレー)+スーパートップ遮熱(フォックスグレー) 3. フローン#12クールホワイト+スーパートップ遮熱(フォックスグレー) フローン#12 3.0kg/㎡ トップコート 0.2kg/㎡ 塗付 |
3⃣試験方法 | 赤外線ランプ:kett赤外線ランプ/100V400W 照射距離:30cm 照射時間:60分間 測定箇所:試験板表面及び内部 |
【評価結果】
また、トップコートだけ遮熱塗料の工法より、表面温度-4.2℃の差があり、より効果的な遮熱効果が得られます。
フローン#12クールホワイト標準工法
※プライマーは、フローンプライマーHにかえてフローンプライマーU2でも使用可能です。
国土交通省 X-1適合 JASS 8 L-US適合 脱気工法
LW-4.4XHZ-J工法
軽歩行用
工程 | 材料名 | 使用量 (kg/㎡) |
上塗可能時間 (23℃) |
備考 |
---|---|---|---|---|
1 | フローンエクストラボンドS | 0.3~0.5 | 30~60分 | トップ14シンナーにて10~20%希釈後、 中毛ローラーにて塗布、30分程度乾燥後、次工程へ。 |
2 | フローンエクストラシートS | – | – | 下地に接着後、充分に転圧する。 |
3 | ジョイントテープ | – | – | ジョイント部はジョイントテープにて処理、 端末部はガラスクロスで補強する。 |
4 | 脱気筒ステンレス | ‐ | – | 25~50㎡に1ヶの割合で取付け、取合い部は フローンシーリングにて補強クロスを貼り付ける。 |
5 | フローン#12 クールホワイト |
1.9 | 24~48時間 | A液:B液=1:2(重量比)の割合で計量、混合し、 電動撹拌機で充分に撹拌後、コテにて塗布する。 |
6 | フローン#12 クールホワイト |
2.0 | 24~48時間 | |
7 | スーパートップ遮熱 トップ14シンナー |
0.2 0.02~0.04 |
– | A液:B液=1:2(重量比)の割合で計量、 トップ14シンナーにて10~20%希釈、混合、 撹拌後、中毛ローラー、ハケにて塗布する。 |
国土交通省 X-2適合 JASS 8 L-UF適合
LW-3.0CHZ-J工法
軽歩行用
工程 | 材料名 | 使用量 (kg/㎡) |
上塗可能時間 (23℃) |
備考 |
---|---|---|---|---|
1 | フローンプライマーH | 0.15 | 2~24時間 | A液:B液=1:1(重量比)の割合で計量、混合し、 電動撹拌機で充分に撹拌後、中毛ローラー、 ハケにて塗布する。 |
2 | フローンプライマーH | 0.15 | 2~24時間 | |
3 | フローン#12 クールホワイト |
0.3 | 直後 | A液:B液=1:2(重量比)の割合で計量、混合し、 電動撹拌機で充分に撹拌後、コテにて塗布する。 |
4 | ガラスクロス | ‐ | 24~48時間 | 前工程の直後に、浮き、シワが発生しないよう 均一に貼り付ける。 |
5 | フローン#12 クールホワイト |
2.0 | 24~48時間 | A液:B液=1:2(重量比)の割合で計量、混合し、 電動撹拌機で充分に撹拌後、コテにて塗布する。 |
6 | フローン#12 クールホワイト |
1.6 | 24~48時間 | |
7 | スーパートップ遮熱 トップ14シンナー |
0.2 0.02~0.04 |
– | A液:B液=1:2(重量比)の割合で計量、 トップ14シンナーにて10~20%希釈、混合、 撹拌後、中毛ローラー、ハケにて塗布する。 |
国土交通省 X-2適合 立上り仕様・JASS 8立上り仕様 適合
LW-2.0CHZ-J工法
工程 | 材料名 | 使用量 (kg/㎡) |
上塗可能時間 (23℃) |
備考 |
---|---|---|---|---|
1 | フローンプライマーH | 0.15 | 2~24時間 | A液:B液=1:1(重量比)の割合で計量、混合し、 電動撹拌機で充分に撹拌後、中毛ローラー、 ハケにて塗布する。 |
2 | フローンプライマーH | 0.15 | 2~24時間 | |
3 | フローン#12立上がり用 クールホワイト |
0.3 | 直後 | A液:B液=1:2(重量比)の割合で計量、混合し、 電動撹拌機で充分に撹拌後、ゴムベラ、 砂骨材ローラー、コテにて塗布する。 |
4 | ガラスクロス | ‐ | 24~48時間 | 前工程の直後に、浮き、シワが発生しないよう 均一に貼り付ける。 |
5 | フローン#12立上がり用 クールホワイト |
1.3 | 24~48時間 | A液:B液=1:2(重量比)の割合で計量、混合し、 電動撹拌機で充分に撹拌後、ゴムベラ、 砂骨材ローラー、コテにて塗布する。 |
6 | フローン#12立上がり用 クールホワイト |
1.0 | 24~48時間 | |
7 | スーパートップ遮熱 トップ14シンナー |
0.2 0.02~0.04 |
– | A液:B液=1:2(重量比)の割合で計量、 トップ14シンナーにて10~20%希釈、混合、 撹拌後、中毛ローラー、ハケにて塗布する。 |
※事前に下地調査を必ず行って下さい。コンクリート・モルタルのエフロレッセンス(白華)、レイタンス、砂、ゴミ、ホコリは、完全に除去して下さい。旧塗膜がある場合は、ご相談下さい。
※吸い込みの激しい下地の場合、フローンプライマーHを3回以上塗布して下さい。
■サーモグラフィーによる画像
公共建築工事標準仕様
■国土交通省建築工事共通仕様書(平成28年度版)抜粋
●ウレタンゴム系塗膜防水
ウレタンゴム系塗膜防水の種別及び工程
種別 | X-1(絶縁工法) | X-2(密着工法) | ||
---|---|---|---|---|
工程 | 材料・工法 | 使用量 (kg/㎡) |
材料・工法 | 使用量 (kg/㎡) |
1 | 接着剤塗り 通気緩衝シート張り(注)5 |
0.3 | プライマー塗り | 0.2 |
2 | ウレタンゴム系塗膜防水材塗り | 3.0(注)1,(注)4 | ウレタンゴム系塗膜防水材塗り 補強布張り |
0.3(注)1 |
3 | ウレタンゴム系塗膜防水材塗り | ウレタンゴム系塗膜防水材塗り | 2.7 (注)1 (1.7)(注)2 (注)4 |
|
4 | 仕上塗料塗り(注)6 | – | ウレタンゴム系塗膜防水材塗り | |
5 | – | – | 仕上塗料塗り(注)6 | – |
■フローンLW-4.4XT-J工法
(平成28年度版 国土交通省仕様書X-1 適合)
工程 | 材料名 | 使用量 (kg/㎡) |
上塗可能時間 (23℃) |
備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 素地調整 | – | – | |
2 | フローンエクストラボンドS | 0.3~0.5 | 30~60分 | トップ14シンナーにて10~20%希釈後、 中毛ローラーにて塗布、30分程度乾燥後、次工程へ。 |
3 | フローンエクストラシートS | – | – | 下地に接着後、充分に転圧する。 |
4 | ジョイントテープ | – | – | ジョイント部はジョイントテープにて処理、 端末部はガラスクロスで補強する。 |
5 | 脱気筒ステンレス | ‐ | – | 25~50㎡に1ヶの割合で取付け、取合い部は フローンシーリングにて補強クロスを貼り付ける。 |
6 | フローン#12 | 1.9 | 24~48時間 | A液:B液=1:2(重量比)の割合で計量、混合し、 電動撹拌機で充分に撹拌後、コテにて塗布。 |
7 | フローン#12 | 2.0 | 24~48時間 | |
8※ | 弾性トップ14 トップ14シンナー |
0.2 0.1 |
– | A液:B液=1:4(重量比)の割合で計量、 トップ14シンナーにて50%希釈、混合、 電動撹拌機で撹拌後、中毛ローラー、ハケにて塗布。 |
■フローンLW-3.0CT-J工法
(平成28年度版 国土交通省仕様書X-2 適合)
工程 | 材料名 | 使用量 (kg/㎡) |
上塗可能時間 (23℃) |
備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 素地調整 | – | – | |
2 | フローンプライマーU2 | 0.2 | 1~24時間 | 原液のまま、中毛ローラー、ハケにて塗布。 |
3 | フローン#12 | 0.3 | 直後 | A液:B液=1:2(重量比)の割合で計量、混合し、 電動撹拌機で充分に撹拌後、コテにて塗布。 |
4 | ガラスクロス | – | 24~48時間 | 前工程の直後に、浮き、シワが発生しないよう 均一に貼り付ける。 |
5 | フローン#12 | 2.0 | 24~48時間 | A液:B液=1:2(重量比)の割合で計量、混合し、 電動撹拌機で充分撹拌後、コテにて塗布。 |
6 | フローン#12 | 1.6 | 24~48時間 | |
7※ | 弾性トップ14 トップ14シンナー |
0.2 0.1 |
– | A液:B液=1:4(重量比)の割合で計量、 トップ14シンナーにて50%希釈、混合、 電動撹拌機で撹拌後、中毛ローラー、ハケにて塗布。 |
■フローンLW-2.0CT-J工法
(平成28年度版 国土交通省仕様書X-2立上り仕様 適合)
工程 | 材料名 | 使用量 (kg/㎡) |
上塗可能時間 (23℃) |
備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 素地調整 | – | – | |
2 | フローンプライマーU2 | 0.2 | 1~24時間 | 原液のまま、中毛ローラー、ハケにて塗布。 |
3 | フローン#12立上がり用 | 0.3 | 直後 | A液:B液=1:2(重量比)の割合で計量、混合し、 電動撹拌機で充分撹拌後、ゴムベラ、 砂骨材ローラー、コテにて塗布する。 |
4 | ガラスクロス | – | 24~48時間 | 前工程の直後に、浮き、シワが発生しないよう 均一に貼り付ける。 |
5 | フローン#12立上がり用 | 1.3 | 24~48時間 | A液:B液=1:2(重量比)の割合で計量、混合し、 電動撹拌機で充分撹拌後、ゴムベラ、 砂骨材ローラー、コテにて塗布する。 |
6 | フローン#12立上がり用 | 1.0 | 24~48時間 | |
7※ | 弾性トップ14 トップ14シンナー |
0.2 0.1 |
– | A液:B液=1:4(重量比)の割合で計量、 トップ14シンナーにて50%希釈、混合、 電動撹拌機で撹拌後、中毛ローラー、ハケにて塗布。 |
施工納り図
※立上がり面は、フローン#12にフローン防水材用ダレ止め材を10%添加しても使用可能です。
1.クラック部
2.伸縮目地
3.出隅
4.入隅
5.笠木立上がり
6.金属笠木(別途工事)
7.ドレン回り
8.庇回り
9.脱気盤
10.脱気筒ステンレス
11.壁貫通パイプ
12.床貫通パイプ
13.ALC板ジョイント
14.デッキプレート
15.コンパネジョイント
●下地がALC板及びコンパネの場合、プライマーの使用量は、通常の2~3倍必要となります。
フローン#12 施工例(X-2工法)
●プライマー施工(下塗り材)
下地の吸い込み止め、通気の遮断、フローン#12と下地の密着性を強化するため、必ずプライマーを塗布して下さい。
コンクリート・モルタル面には、フローンプライマーHをA液:B液=1:1(重量比)の割合で計量、混合し、電動撹拌機で充分に撹拌後、中毛ローラー、ハケ等を使用して塗り残しのないように均一に塗布します。
標準使用量0.15kg/㎡(2回塗りで0.3kg/㎡)
※下地の状況が悪く吸い込みが激しい場合は、3回以上塗布、または、フローンプライマーH塗布後、フローンパウダーを混合(フローンプライマーH 1に対し重量比で1)したものを塗布して下さい。
次工程可能時間2~24時間(23℃)
●ガラスクロス施工(補強材)
ガラスクロスはフローン防水材の膜厚管理のために用いて下さい。
貼り付け用の接着剤としてフローン#12、フローン#12立上がり用を使用します。
標準使用量0.3kg/㎡
ガラスクロスは浮き、シワができないように注意して貼り付けて下さい。ガラスクロス端末の重ねしろは5cm以上とし2重貼りします。また、クラック部、伸縮目地及び、PC板、コンパネ等のジョイント部は、必ず目地用クロスを使用し2重貼りを行い補強します。
次工程可能時間24~48時間(23℃)
●フローン#12施工(本材)
フローン#12、フローン#12立上がり用は、2液反応型ウレタン塗膜防水材です。施工前に重量比による正確な計量と充分な撹拌を行って下さい。
B液を事前に撹拌し、A液:B液=1:2(重量比)の割合で計算します。ポリペール缶等の丸い容器にA液、B液の順に混合し、電動撹拌機(1,000rpm程度)で3分程度充分に撹拌します。上下、中外隅々までまんべんなく撹拌を行い、容器の側壁面はゴムベラでかき落とし撹拌不良がないようにして下さい。特にフローン#12立上がり用は、平場用のフローン#12と比較して粘度、チクソ性が高いので、撹拌不良がないよう注意して下さい。
平場施工
撹拌したフローン#12を施工する箇所に流し、角ゴテ等を使用し規定の使用量を均一に塗り広げます。規定量を均一に塗布するには、1セット当たりの面積(坪取り)を出しておくと便利です。
標準使用量3.6kg/㎡(2回塗り)
次工程可能時間24時間~48時間(23℃)
立上がり用施工
撹拌したフローン#12立上がり用を砂骨材ローラー等で規定の使用量を配り、ゴムベラ、角ゴテ等で平滑になるように塗り広げます。
標準使用量2.3kg/㎡(2回塗り)
次工程可能時間24時間~48時間(23℃)
●トップコート施工(上塗り材)
防水層を保護し、美観、防滑等の機能を付与させるためにトップコートを塗布します。
トップコートには様々な製品、工法がありますので、使用方法を守り規定量を中毛ローラー、ハケ等を使用して塗り残しのないように均一に塗布します。
スーパートップ遮熱 | 標準使用量0.2kg/㎡×1回塗り | 乾燥時間12時間~(23℃) |
エコトップ遮熱 | 標準使用量0.15kg/㎡×2回塗り | 乾燥時間12時間~(23℃) |
エコトップ | 標準使用量0.15kg/㎡×2回塗り | 乾燥時間12時間~(23℃) |
遮熱シートトップ100 | 標準使用量0.15kg/㎡×2回塗り | 乾燥時間12時間~(23℃) |
遮熱シートトップ200 | 標準使用量0.3kg/㎡×2回塗り | 乾燥時間12時間~(23℃) |
弾性トップ14 | 標準使用量0.2kg/㎡×1回塗り | 乾燥時間12時間~(23℃) |
シートトップ#100 | 標準使用量0.15kg/㎡×2回塗り | 乾燥時間12時間~(23℃) |
シートトップ#200 | 標準使用量0.3kg/㎡×2回塗り | 乾燥時間12時間~(23℃) |
施工仕上がり例
●改修
ウレタン塗膜防水材及びトップコートの塗替えには、フローンプライマーUS、フローンプライマーU(トップ14シンナーにて50%希釈)を使用して下さい。
※その他の塗替えについては、ご相談下さい。
トップコート塗り替え目安 | |
---|---|
スーパートップ遮熱 | 8~10年 |
エコトップ遮熱 | 6~8年 |
エコトップ | 5~7年 |
弾性トップ14 | 3~5年 |
遮熱シートトップ100/200 | 3~5年 |
シートトップ100/200 | 3~5年 |
●コンクリート・モルタル下地の確認と調整
●下地の乾燥
①コンクリート・モルタルの養生不足は、水分の影響により防水層のフクレ、硬化不良を、また、アルカリの影響により密着不良が発生する恐れがあります。したがって、含水率が高周波水分計ケット社製HI-500・HI-520で測定し、コンクリートレンジの表示値が5%以下、かつpH9.5以下になってから施工して下さい。
5%以下でも気温が急上昇の時は湿気の突き上げがあるので注意して下さい。
②コンクリート・モルタル打設後の養生期間(目安)
夏期:3週間以上 冬期:4週間以上
③降雨直後で下地が全面的に水分を含んでいる場合は、2日以上乾燥させて下さい。
④部分的にしめっている場合は、バーナー等でその部分を乾燥させて下さい。火気を使用しますので溶剤系塗料を同時に取り扱うことは避けて下さい。
●不陸調整
①凸部や突起物はサンダーで削り、平らにして下さい。
②不陸・凹みなど下地の凹凸がはげしい場合はフローン無機防水αで平滑にして下さい。
③ルーフドレンの位置にも注意し、水溜りが絶対にできないようにして下さい。
●モルタルの浮き
①浮きの程度が激しい場合には、浮いている部分をはつって強固な下地面を出し、新たにモルタルを打設して下さい。(必ず打継用接着剤を使用)
浮きの程度が小さい場合はエポキシ系注入剤を注入して下さい。
●清掃(レイタンス、脆弱部、砂、ゴミ、ホコリ等)
①レイタンスや表面が脆い部分はサンダー、ケレン棒、金ブラシ等で除去し、丈夫な下地を出して下さい。
●勾配
①下地の勾配は1/50~1/100にして下さい。
●金属物との取り合い
①貫通パイプ、ルーフドレン、手すり金具等の金属廻りは塗料、サビ等をケレンし、モルタルとの取り合い部をUカットしてプライマー塗布、乾燥後、フローンシーリングを充填して下さい。特にドレン廻りはガラスクロスを使用し補強して下さい。
●目地処理
①目地は既存の充填材を除去し、プライマー塗布、乾燥後、バックアップ材またはボンドブレーカーを挿入、フローンシーリングにて処理し、ガラスクロスを使用し補強して下さい。
●出入隅
①入隅は通りよく直角にして下さい。
②出隅は鋭角を避け、通りよく45度で5mm程度に面取りして下さい。
状態・一般物性
試験項目 | フローン#12 | フローン#12立上がり用 | 試験条件 | |
---|---|---|---|---|
外観 | A液 B液 |
透明粘稠液 着色粘稠液 |
透明粘稠液 着色粘稠液 |
|
粘度 | A液 B液 A・B混合液 |
7,000mPa・s 27,000mPa・s 8,300mPa・s |
7,000mPa・s パテ状 130,000mPa・s |
BH型粘度計、23℃ BH型粘度計、23℃ BH型粘度計、23℃ |
密度 | A液 B液 A・B混合液 |
1.04 1.64 1.30 |
1.04 1.64 1.30 |
JIS比重計、23℃ JIS比重計、23℃ JIS比重計、23℃ |
乾燥時間 | 硬化 完全硬化 |
24時間以上 7日間 |
24時間以上 7日間 |
23℃ 23℃ |
可使時間 | 60分 50分 |
60分 50分 |
10℃ 23℃ |
|
上塗可能時間 | 24~48時間 | 24~48時間 | 23℃ | |
歩行可能時間 | 48時間以上 24時間以上 |
48時間以上 24時間以上 |
10℃ 23℃ |
|
硬度 | 60 | 60 | ショア―A | |
ホルムアルデヒド 放散等級 |
F☆☆☆☆ 日本塗料工業会 H01082 |
F☆☆☆☆ 日本塗料工業会 H01158 |
JIS A 6021の試験結果
試験項目 | フローン#12 | フローン#12 立上がり用 |
ウレタンゴム系 高伸長形規格(旧1類) |
||
---|---|---|---|---|---|
引張性能 | 引張強さ(N/m㎡) | 23℃ -20℃ 60℃ |
2.7 6.3 1.9 |
2.9 6.5 1.9 |
2.3以上 2.3以上 1.4以上 |
破断時の伸び率(%) | 23℃ | 720 | 730 | 450以上 | |
抗張積(N/mm) | 23℃ | 390 | 420 | 280以上 | |
破断時のつかみ間の 伸び率(%) |
23℃ -20℃ 60℃ |
410 320 220 |
440 330 210 |
300以上 250以上 200以上 |
|
引裂性能 | 引裂強さ(N/mm) | 16 | 16 | 14以上 | |
加熱伸縮性能 | 伸縮率(%) | -0.3 | -0.3 | -4.0以上1.0以下 | |
劣化処理後の 引張性能 |
引張強さ比(%) | 加熱処理 促進暴露処理 アルカリ処理 酸処理 |
107 97 97 93 |
114 97 93 97 |
80以上 60以上 60以上 80以上 |
破断時の伸び率(%) | 加熱処理 促進暴露処理 アルカリ処理 酸処理 |
750 710 690 660 |
770 710 720 680 |
400以上 400以上 400以上 400以上 |
|
伸び時の劣化性状 | 加熱処理 促進暴露処理 オゾン処理 |
異常なし 異常なし 異常なし |
異常なし 異常なし 異常なし |
いずれの試験片にもひび割れ 及び著しい変形があっては ならない。 |
|
たれ抵抗性能 | たれ長さ(mm) | – | 0.5以下 | いずれの試験体も3.0以下 | |
しわの発生 | – | 異常なし | いずれの試験体にもあっては ならない。 |
関連製品・副資材
■下塗り材
品名 | 容量 | 配合比 | 標準使用量 (kg/㎡) |
上塗可能時間 (23℃) |
備考 | ||
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A液 | B液 | セット | |||||
フローン プライマーH |
15kg | 15kg | 30kg | A液:B液=1:1 | 0.15kg/㎡ ×2回塗り |
2~24 時間 |
新規コンクリート・ モルタル面用 |
6kg | 6kg | 12kg | |||||
3kg | 3kg | 6kg | |||||
1kg | 1kg | 2kg | |||||
フローン プライマーU2 |
16kg | 1液・無希釈 | 0.15kg/㎡ ×2回塗り |
3~24 時間 |
新規コンクリート・ モルタル面用 |
||
4kg | |||||||
フローン プライマーUS |
15kg | 1液・無希釈 | 0.15kg/㎡ ×1回塗り |
3~24 時間 |
塗り重ね用 | ||
5kg | |||||||
フローン プライマーU |
18kg | 1液・50%希釈 | 0.15kg/㎡ ×1回塗り |
3~24 時間 |
塗り重ね用 | ||
4kg | |||||||
塗替え プライマーエコ |
1kg | 10kg | 11kg | 1:10・無希釈 | 0.15kg/㎡ ×1回塗り |
4~24 時間 |
水性・塗り重ね用 |
0.3kg | 3kg | 3.3kg |
■トップコート
品名 | 容量 | 配合比 | 標準使用量 (kg/㎡) |
乾燥時間(23℃) (歩行可能時間) |
備考 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
A液 | B液 | セット | |||||
スーパートップ 遮熱 |
5kg | 10kg | 15kg | A液:B液=1:2 | 0.2kg/㎡ ×1回塗り |
12時間以上 | 超耐候性 遮熱トップコート |
2kg | 4kg | 6kg | |||||
エコトップ遮熱 | 1.5kg | 10.5kg | 12kg | A液:B液=1:7 | 0.12kg/㎡ ×2回塗り |
12時間以上 | 水性・超耐候性 遮熱トップコート |
0.5kg | 3.5kg | 4kg | |||||
エコトップ | 1.5kg | 10.5kg | 12kg | A液:B液=1:7 | 0.12kg/㎡ ×2回塗り |
12時間以上 | 水性・超耐候性 トップコート |
0.5kg | 3.5kg | 4kg | |||||
弾性トップ14 | 3kg | 12kg | 15kg | A液:B液=1:4 | 0.2kg/㎡ ×1回塗り |
12時間以上 | 保護・美装用 トップコート |
1kg | 4kg | 5kg | |||||
遮熱シート トップ100 |
16kg | 1液 | 0.1~0.15kg/㎡ ×2回塗り |
12時間以上 | 水性・遮熱トップコート 保護・美装用 |
||
3kg | |||||||
遮熱シート トップ200 |
18kg | 1液 (骨材入り) |
0.2~0.3kg/㎡ ×2回塗り |
12時間以上 | 水性・遮熱トップコート 保護・美装用 |
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3kg | |||||||
シートトップ #100 |
16kg | 1液 | 0.1~0.15kg/㎡ ×2回塗り |
12時間以上 | 水性 保護・美装用 |
||
3kg | |||||||
シートトップ #200 |
18kg | 1液 (骨材入り) |
0.2~0.3kg/㎡ ×2回塗り |
12時間以上 | 水性 保護・美装用 |
||
3kg | |||||||
シートトップ #100シルバー |
15kg | 1液 | 0.1~0.15kg/㎡ ×2回塗り |
12時間以上 | 水性 保護・美装用 |
||
3kg |
■トップコート色相
常備色・6色/指定色
*シートトップ#100シルバーはシルバー色のみ
*スーパートップ遮熱、エコトップ遮熱の指定色は、納期に時間がかかります。
遮熱系トップコート(スーパートップ遮熱、エコトップ遮熱、遮熱シートトップ100、遮熱シートトップ200)に新色登場!
色名:クールグレー
(L値:80.0相当、FN-80相当)
■副資材
品名 | 容量 | 備考 |
---|---|---|
フローンシーリング | 320mlカートリッジ 10本入り | ウレタンシーリング材 色/ホワイト・グレー |
ガラスクロス | 1m×100m | ウレタン防水工事用補強クロス |
目地用クロス | 0.1m×100m | ウレタン防水工事用補強クロス |
HNT自着シート | 1m×15m | 自着層付通気緩衝用シート シート部1.2mm |
ラップテープ | 30mm×50m | HNT自着シート接合用テープ |
端末テープ | 75mm×25m | HNT自着シート端末処理用テープ |
フローンエクストラシートS | 1m×25m | 通気緩衝用シート 1.4mm厚 |
ジョイントテープ | 0.05m×100m | フローンエクストラシートS 接合用テープ |
フローンエクストラボンドS | 16kg | ウレタン系接着剤 |
脱気筒ステンレス | 1ケース 2個入り | 付属品(1個につき):補強クロス1枚 プラグレスアンカー4本 |
フローンチップ#40 | 12kg | 防滑用 軟質骨材(※混合吹き付け用) |
フローンプラチップ | 2kg | プラスチック骨材 細目 |
フローンプラチップL | 2kg | プラスチック骨材 荒目(※ローラーネット使用) |
フローンパウダー | 15kg | プライマー混練用 |
5kg |
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