屋上のウレタン防水による改修…シート防水からウレタン防水へ

ウレタン防水工事ウレタン防水とは建物の屋上や陸屋根、ベランダで使用される防水工事の一つです。
液体状のウレタン樹脂を複数回塗装して防水層を作る工法となっています。
それでは下記にウレタン防水のメリット・デメリットを記載します。

メリット

①もともとの防水層を撤去する必要がないので、上から塗り重ねをする事ができます
②他の防水工事に比べて工期が短くなる
③複雑な場所でも施工する事が出来ます

デメリット

①定期的にトップコートの塗り替えが必要です。
②手作業なので塗膜面を均一にするのが難しい
③下地に水分が多いと密着しない
とそれぞれメリット・デメリットが存在しますが、コストの面で優れているので新築だけでなく改修工事の現場でも多く採用されています。

ウレタン防水ですが、施工する場所や面積によって2つの工法を使い分けます。

①密着工法(X-2)

下地にウレタン防水材を直接塗布する工法です。
密着工法は施工完了までの期間が早く、コストを抑えられるケースが多いです。
しかし、施工面に水分が残っている状態で施工をしてしまうと水分の逃げ場が無くなり
膨れやひび割れが起こる原因につながるので、面積の広い部分の施工には適していません。
逆にベランダやバルコニーといった面積が狭い部分の施工が適しています。

②通気緩衝工法(X-1)

通気緩衝シートと呼ばれるシートを下地に敷設してからウレタン防水で塗膜を作っていく工法です。密着工法に比べるとシートを設置する分、材料費や施工費、工期も多くかかって
きますが通気緩衝シートの溝が水分の逃げ道になり、通気口から排出する事ができます。
そのため施工する場所に水分が残っていても施工できるので面積の広い部分の施工に適しています。

ウレタン防水は塗料として扱いやすい分、ただ塗ればいいという問題でもありません。
メーカーで定められている工法と塗布量を守り、定められた膜厚を作る事で長期間保護するだけの防水層を作る事ができます。そのため、施工前には必ず現地調査を行いますし防水の状態を確認しなければなりません。その結果が見積書に反映されるのです。
防水工事は塗装だけでなく、防水の経験も必要な職種なので経験のある会社に見積を依頼するのが失敗しない一つの目安です。

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昭和46年創業から約50年、防水工事や雨漏り修繕工事を数多く手掛けてきました。
公共施設や商業施設、企業様などの社屋や工場など、その実績は多岐に渡ります。
役所様や文教施設や企業の施設管理者さまからも多くのご相談を受け工事をしてまいりました。
戸建て住宅のバルコニーの防水改修工事やメンテナンスはもちろんのこと、アパートやマンション、またプールの防水工事などもお任せください!

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