1液ウレタン防水材『ボースイテックス#3000』

ボースイテックス#3000は、取り扱いが簡便な1液タイプのウレタン防水材です。計量・混合撹拌の必要がなく、撹拌ミスによる硬化不良が起こらない、作業性と塗膜性能に優れた防水材です。

特長

  1. 湿気硬化型ウレタン樹脂の問題点であった硬化時の発泡がなく、安定した防水性能を発現します。
  2. 混合撹拌の必要がないので、撹拌時の巻き込み泡が発生せず、塗膜物性の低下が見られません。
  3. 可使時間の制約がなく、最後まで同粘度で施工できます。
  4. レベリングが良いのでムラなく、どんな形の床にも施工が簡単で、シームレス(継ぎ目なし)に仕上がります。また接合部からの漏水もありません。
  5. 優れたゴム弾性、伸縮性があり、亀裂が起きません。
  6. 建築用塗膜防水材JIS A 6021屋根用ウレタンゴム系高伸長形(旧1類)に合格します。
  7. 特定化学物質予防規則に指定された物質を含んでいません。

用途

●ベランダ、屋上、屋外通路、橋梁、地下鉄

標準塗装仕様

流しのべ工法 平滑仕上げ(標準膜厚 約1.5mm)

※遮熱性をご希望の場合、ボースイテックス トップコートAU遮熱型または水系ソフトトップコートAU遮熱型を2回塗装して下さい。(0.12~0.15kg/㎡/回)
工程 品名 内容 塗付量
(kg/㎡)
塗装間隔
(23℃)
1 下地 下地モルタル及びコンクリートは、金ゴテ仕上げで、十分に強度のあるものとします。
通常、モルタルは打設後2週間以上、コンクリートは4週間以上の養生が必要です。
2 下地
処理
1. 含水調査はポリエチレンフィルムを床面に敷き、周囲をテープで密封して翌日(16時間後)
開封する手順で行い、床面が黒っぽく濡れたりフィルムに結露していないこととします。
また、含水率は、デジタル式水分計で5%以下を目安とします。
2. 必ず全面をサンドペーパーがけ(P24~P40)して目荒しを行い、汚染物やレイタンス
などを除去します。
3. 油脂、グリース、タールなどはシンナーか洗剤で除去します。
4. 必要に応じてクラック、穴などを補修します。
3 下塗
(2回)
ユカクリート
プライマーM
プライマーMとセメントを2:1(質量比)で
混合し、コテ、ヘラでしごき塗りをする。
0.10~0.15/回 4時間以上
2日以内
ポルトランド
セメント
0.05~0.075/回
4 上塗 ボースイテックス
#3000
ボースイテックス#3000をコテで塗り
広げる。
2.00 16時間以上
3日以内
5 トップ
コート
ボースイテックス
トップコートAU
主剤と硬化剤を3:1(質量比)の割合で
混合する。ユカクリートシンナーUで
10~20%希釈し、はけ、ローラーで
均一に塗装する。
0.13~0.15

可使時間と歩行可能時間

■ボースイテックス#3000(2kg/㎡塗付の場合)

単位:時間
5℃
50%RH
25℃
50%RH
35℃
50%RH
ボースイテックス
#3000 標準型
歩行可能時間 30 16 8
ボースイテックス
#3000 冬型
歩行可能時間 22 12 7
ボースイテックス
#3000 (立面用)
歩行可能時間 22 8 6 ※(注)1kg/㎡塗付の場合

■ボースイテックストップコートAUおよび遮熱型

単位:時間
10℃ 20℃ 30℃
可使時間 8 6 3
歩行可能時間 48 36 24

■水系ソフトトップコートAUおよび遮熱型

単位:時間
10℃ 20℃ 30℃
可使時間 4 4 2
歩行可能時間 24 16 8

■トップコート各種における遮熱型の遮熱性能

※ 真夏日の日中炎天下時に、非接触温度計で測定。
品名 日射反射率(%) 表面温度
全波長域 近赤外域
水系ソフトトップコートAU
遮熱型 遮熱ホワイト
84.1 82.8 39℃
水系ソフトトップコートAU
遮熱型 遮熱グリーン
64.2 80.1 48℃
水系ソフトトップコートAU
遮熱型 遮熱グレー
63.4 77.4 45℃
ボースイテックス トップコートAU
No.17グレー
60℃

容量と塗装面積

品名 材質 混合比(質量) 容量 塗装面積
(㎡/1缶)
ユカクリート
プライマーM
湿気硬化型
ウレタン
1液 16kg 53~80/2回
(プライマーMのみ)
ボースイテックス
#3000
無溶剤型
ウレタン
1液 18kg 9/1回
ボースイテックス
#3000 (立面用)
無溶剤型
ウレタン
1液 18kg 9/2回
ボースイテックス
トップコートAU
および遮熱型
ウレタン 主剤 3 16kgセット
4kgセット
主剤 12kg
3kg
約120/1回
硬化剤 1 硬化剤 4kg
1kg
ユカクリート
シンナーU
16L
水系ソフト
トップコートAU
および遮熱型
水性
ウレタン
主剤 5 15kgセット
3kgセット
主剤 12.5kg
2.5kg
約55/2回
硬化剤 1 硬化剤 2.5kg
0.5kg

標準色


グレー

一般状態と性能

※ 塗膜物性の試験結果は実測値であり、保証値ではありません。
項目 #3000 #3000
立面用
JIS A 6021屋根用
ウレタンゴム系高伸長形
(旧1類)
粘度(mPa・S/25℃) 2,500
~10,000
50,000
~100,000
硬化物比重 1.3 1.4
固形分(%) 95 92
硬さ タイプA 58 58
引張性能 引張強さ
(N/m㎡)
試験時
温度
23℃ 2.7 3.9 2.3以上
-20℃ 5.0 11.1 2.3以上
60℃ 1.8 2.5 1.4以上
破断時の
伸び率
(%)
試験時
温度
23℃ 582 650 450以上
抗張積
(N/mm)
試験時
温度
23℃ 314 507 280以上
破断時の
つかみ間の
伸び率
(%)
試験時
温度
23℃ 340 450 300以上
-20℃ 330 405 250以上
60℃ 280 348 200以上
引裂性能 引裂強さ(N/mm) 16 19 14以上
加熱伸縮性状 伸縮率(%) -0.3 -0.3 -4.0以上 1.0以下
劣化処理後
の引張性能
引張強さ比
(%)
加熱処理 88 92 80以上
促進暴露処理 90 103 60以上
アルカリ処理 105 88 60以上
酸処理 100 89 80以上
破断時の
伸び率
(%)
加熱処理 500 670 400以上
促進暴露処理 650 680 400以上
アルカリ処理 690 683 400以上
酸処理 690 695 400以上