しろくまペイントの雨漏り調査

雨漏りが起きてしまうと不安で直ぐにでも直したいと思われるでしょう。しかし、応急処置程度にしておくことが良いといえます。
その場の判断だけでは、雨漏り修理が失敗で終わってしまう恐れがあるからです。
まずは散水調査や赤外線調査、色水調査などを行い、雨水が室内へ浸入している箇所を突き止めることが大切です。

雨漏り調査を行うべき理由とは⁉

漏水事故は建物トラブルの中でも上位を占めます。
その原因は施工に起因するものや、老朽化によるものなどがほとんどですが、いつ、どこから発生するのかわかりません。ゲリラ豪雨や大型台風の時にだけ起こる雨漏りや、年に一度だけ起こる雨漏りなど、今、起きていなくても、突然、起こることもあります。実際の現場では、突然の雨漏りや止まらない雨漏りに悩まれている方が多いです。雨漏りをそのまま放置していると、腐食などの二次災害を起こし住まいの寿命を縮めてしまうことにもなります。根本的に解決するためには、原因を解明する調査を行い、内部のダメージも直すことが望ましいです。雨漏りを目視だけで特定する事は簡単ではありません。リフォームしたのに直らないケースもあります。勘にたよった修理や調査では最も無駄なリフォームになってしまう恐れがあります。失敗しないためにも、手掛かりや詳細な情報を得るためにも調査は行った方が良いのです。

雨漏りの原因を特定する調査方法について

雨漏り調査には様々な方法があります。散水調査や赤外線調査、色水調査などの方法がありますが、それぞれに向き・不向きがあります。例えば、撮影するためのスペースがなければ赤外線カメラでの調査はできません。また散水の場合、条件が悪ければ再現に時間が掛かる場合があります。それぞれの調査について解説します。

1.散水調査

散水調査とは、疑わしい個所にシャワーホースなどで散水を行い雨漏りを再現する調査方法です。ただ単に水をかけるのではなく、雨を再現するように散水します。水量や向きなどを変え様々な状況を想定して行います。散水調査の正確性は、建物の構造に関する知識や建材に関する知識、雨漏り事例などの知識によって左右されます。ある程度の知識・技術・経験を要します。
見よう見まねで行っても、再現できないことも少なくありません。
雨漏りは雨水が建物の内部に浸入して起こるもので必ず入口があります。
散水調査ではここも特定することができます。散水調査は浸入口や浸入ルートを推測できるため確実な雨漏り修理につながります。勘にたよった雨漏り修理は再発する可能性が高く、確実な修理を行うためにも、雨漏りの原因を根本的につきとめる必要があります。雨漏り調査は修理のために必要な工程として理解され始めています。また、雨漏りを止める目的でリフォームした後に散水調査を行えば、雨漏りが本当に止まったのかを確認することができます。
ただ、室内に水を入れる必要があり、既存の雨漏り以外の場所から水が出てしまう可能性もあります。稀なケースですが起こることがあります。調査に伴い仮設足場などの設置が必要です。

散水調査の費用目安

散水調査の費用は、戸建住宅の場合1か所あたり20万円前後の業者が多いです。調査報告書が提出があるのかは業者によって違います。また、2階の外壁などの調査を行う場合、足場を設置する必要があります。
散水調査の実施費用の他に、足場の設置費用が発生し10万円ほどの追加費用が発生します。
しろくまペイントの散水調査は、以下の料金になっています。

基本料金	￥78,000～
住宅かし担保責任保険対応報告書作成費	￥52,000

※基本料金は雨漏り1か所に対する調査料金です。雨漏り個所が複数ある場合は割増しとなります。

2.赤外線（サーモグラフィー）調査

高感度赤外線カメラを使用して、建物の温度を計測し調査を行います。温度の違いから内部の状態が分かります。外壁の浮き部、剥離部、異常部などを検出することができます。外壁材、建物の構造および工法も考慮して、その結果から漏水箇所を特定します。同じ材料で同じ気象条件であれば不良部と健全部では表面温度に違いが出ます。例えば、日射が当たっている外壁面で雨漏りしていて、滞水していれば、壁の裏側に水分があるので壁の表面温度は下がります。赤外線サーモグラフィ調査では、非接触・非破壊・リアルタイムで建物の温度変化を計測することで、雨漏りのメカニズムを見える化します。
熱画像の現象を的確に解析する事が重要となり、専門的で熟練した技術が必要となります。赤外線調査なら、広範囲を低コストで短期間・安全・安心に調査することが可能です。高所でも足場を設置しないで外壁の状態を把握することが可能となります。雨の日を避けるなど、いくつかの環境条件を満たす必要があります。また、建物に囲まれている場合や、木々や電線などで撮影出来ない場合には向きません。

赤外線調査の費用目安

赤外線調査の費用は、戸建住宅の場合1か所あたり25万円前後の業者が多いです。赤外線調査の写真を見ると青色が温度の低い部分であると思いがちですが、そうではありません。あくまで色は温度の違いを表しているだけです。前述しましたが赤外線を使った調査には建材の知識や施工の知識、なぜ温度の違いが起きているのか読み取るスキルなどが必要です。報告書に制度を求めるのであれば、サーモグラファーなど資格取得者による診断が良いでしょう。
しろくまペイントの赤外線調査費用は、以下の料金になっています。

赤外線調査基本料金（報告書込）

￥220,000~

※基本料金は戸建て住宅を対象とした漏水箇所1か所に対する調査料金です。雨漏り個所が複数ある場合は割増しとなります。
※中・高層マンションの場合は別途追加費用が掛かります。

3.色水（レインボービュー）調査

色水調査は、レインボービュー調査や発光液調査、紫外線投射発光調査とも呼ばれています。雨漏りの診断方法の一つで、ブラックライトを当てると蛍光色に発光する液体を使って行います。液は無色透明で、染料の一種です。劇薬のようなイメージを持たれるかもしれませんが、洗濯用の洗剤にも含まれるなど生活の中でも使われている安全な成分です。体や環境に害はないので、居住者の健康を害すことはありません。また、調査後に建物内へ色が残るわけではありません。目視だけでは確認できない、雨水が屋内へ浸入してから室内へ漏れだすまでの経路を視覚的に探ることができる調査方法です。
この調査は散水調査と共に行われることが多く、調査前に雨漏りの原因をある程度予測しておく必要があります。発光液調査自体は技術的な側面が強い作業ではありませんが、雨漏り箇所をより正確に特定するためには散水調査との同時調査が望ましいです。散水調査には知識や経験が必要なため、実績豊富な業者を選ぶ事が間違いのない調査につながります。
(しろくまペイントではこの調査は行っておりません。)

漏水調査が保険の適応になる!?

雨漏りの原因が台風だった場合、火災保険で調査費用や修理費が支払われる可能性があります。
保険の対象には自然災害があり、台風もその中の一つだからです。また雪や雹が外壁や屋根にダメージを与え雨漏りしてしまっても、対象になる可能性があります。
しろくまペイントでは、火災保険の申請サポートも行っています。
また戸建ての場合、築10年以内であれば建築した業者の住宅瑕疵担保責任保険によって無料で修理してもらえるはずなので問い合わせてみてください。

調査後に大切となる報告書

以前と比べ、雨漏り調査を行う会社が多くなっています。調査専門会社以外にも様々な業者が参入しています。中には調査だけを行い、結果報告書を出さない会社もあるようです。雨漏り調査後に、調査を行った業者が修理するのであれば必要ないかもしれませんが、雨漏りがどのようなメカニズムで起きているのか知るためには報告書が大切になります。実際の調査では雨漏りの原因だと推測した場所に散水しても再現せず、他の場所から再現するケースもあります。
このような事からも分かるように、疑わしい場所だからといって闇雲に直しても意味がありません。報告書に、どのように再現されたのかが明記されていれば、修理を行う手がかりになります。だからこそ、報告書が大切なのです。
そして調査を実施する際には、事前に注意点についても説明をうけましょう。散水した場合のリスク。水飛散の隣地への注意喚起。道路通行人に対する注意案内などについて、どのような対策をしてくれるのか知っておけば安心して任せることができるでしょう。

弊社の調査報告書は経路までを記載

しろくまペイントでは赤外線調査及び散水調査における調査報告書を作成しています。調査についての報告及び雨漏り調査結果の報告を記載しています。また、雨漏りの予測ルートも記載しています。

雨漏り調査の流れと報告書提出について

しろくまペイントの雨漏り調査の流れをご紹介します。雨漏りについてのお問い合わせいただいたら、まずは下見に伺います。下見後に調査のお見積りを提出させていただきます。その後、日程調整を行い各種調査を行います。
雨漏りの状況や起きている箇所で、調査の日数などが変わります。
また、当日が雨天だと調査ができない場合があります。改めて日程調整させていただきます。
雨漏り調査の流れと報告書提出までの流れについて下記に細かく記載しています。

雨漏り調査に対する良くある質問

雨漏り調査をご依頼いただく前に、よくあるご質問にお答えします。調査をご検討中のお客さま向けに質問と回答を掲載しています。

保険に対応した調査はしていただけますか？

はい、調査はもちろんのこと、報告書の作成まで行っています。今まで、雨漏りだけでなく雪害での雨どい破損や雪止め損傷などの保険申請もお手伝いしてきました。
保険に対応した調査の実績も豊富です。まずはご相談ください。

どんな調査をしていますか？

しろくまペイントでは、散水調査及び赤外線調査を行っています。梅雨の季節や台風シーズンには調査依頼が混み合いますので早めにご相談ください。
ただ、冬季は凍結などが起こり正確な調査が行えません。そのため調査自体行っていませんのでご了承ください。

戸建て住宅のベランダの雨漏り修理もしていますか？

はい。もちろんです。住宅バルコニーやベランダの防水工事も行っています。戸建て住宅で多いのがFRPやウレタン防水ですが、トップコートのメンテナンスも行っていますのでお気軽にご相談ください。尚、新築から10年経過していない戸建て住宅でしたら、瑕疵担保責任の期間内で、建てた業者さんが対応してくれるはずです。
まずは、そちらをご確認ください。

雨漏り調査業者を探していますが、どんな実績がありますか？

個人のお客様や、工務店さんやハウスメーカーさんまで様々な方からご依頼いただいています。
また須坂市や長野市、中野市、千曲市、駒ヶ根市などの物件の調査も行ってきました。
公共施設などにも実績があります。まずはご相談ください。

新築の雨漏り調査も可能ですか？

もちろんです。しろくまペイントでは瑕疵保険に対応した報告書も作成しています。まずはご相談ください。

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